東京オリンピックは開催できるのかー小林英介の私感打坐ー
只管打坐(しかんたざ)ーただ一つのことに集中すること。
政治・社会などの時事問題を取り上げ、コラムとして投稿。只管打坐の「只管」を「私感」(しかん)に置き換え、評論・コラム「私感打坐」(しかんたざ)と命名。毎週木曜日の連載。noteにも投稿。
今年も10月に入って、あと2ヵ月経てば今年が終わってしまう。これは事実。
今年といってもコロナで始まりコロナで終わりそう。1年中コロナコロナ。そりゃみんな「飽きたわ!」となる。でも仕方ないよなあ。緊急事態宣言も出ていたし。私も家に引きこもっていましたけど。
8月に行われるはずだった東京オリンピックもコロナの影響で延期。延期と聞いて驚かなかった。一部の人は「いや!やるんですよ!」って語気を強めていたみたいだけど。今年に関しては無理でしょう。(もちろん、出場するアスリートの皆さんは「やりたい」と思っていたでしょう。それは私も理解できます。)
延期が決まったのは良いんだけど、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が心配。
年々具合が悪くなっていそうで、もう退任されてはいかがでしょう。映像でも苦しそうに見えて、あまり直視できません。森さん、健康第一ですよ!
東京オリンピックの開催が決まってからというもの、エンブレムやら国立競技場やらで様々な騒動が起き、ワイドショーはその話題ばかり扱っていました。ワイドショーは今もそのままですけどね。
東京オリンピックといえば、競泳の瀬戸大也選手(以下敬称略)の不倫騒動。2020年10月1日発売の週刊新潮で報じられました。
不倫報道を受け、瀬戸のスポンサー各社は次々と契約を解除していく。企業からすれば、「不倫」をした選手が所属しているとのイメージがついてしまうため、契約の解除を決断したのでしょう。
ただ、コロナの影響で大会が中止になったり、トレーニングの機会も限られたりしていると考えれば、少し瀬戸に同情してしまう気持ちもある。(応援してるぞ!がんばれ!)
もしコロナが日本でおさまっても、海外で感染が拡大し続けていれば東京オリンピックの開催は不可能だろう。
もし不可能になったら、次は国内で責任の追及が始まるだろう。互いに責任をなすりつけ合い、責任逃れを繰り返す。
また私たちは、ワイドショーの揚げ足取りに参加しなければならないのか。
何回も何回も同じことを繰り返す。
これは政治もメディアも同じことだ。早く勉強してくれ!お願いだ!