私が選んだ鉄道のできごと9選
私が鉄道好きだということはあまり明かしていない。「鉄道が好き」と言うと
「気持ち悪い」
「マナーが悪い」
このような罵詈雑言が聞こえてくるのは正直つらい。だからあまり明かしてこなかったのです。
今年も残り少し。この機会に鉄道の記事でも書いてみるか。そう思ったのがこの記事を書こうとした理由です。しばしおつきあいください。
今年は様々なことが鉄道界で起こりましたね。
そのなかから9個を選んでみました。(番号は順位ではありません)
①高輪ゲートウェイ駅開業
山手線・京浜東北線の電車が停車するこの駅は今年の3月に開業。
「高輪ゲートウェイ」という奇抜な名前は話題となり、撤回を求める署名運動も繰り広げられました。今となってはしっくりきているような...きていないような...
②JR北海道から「スーパー」がつく特急が消える
「スーパーあすさ」なんて特急(廃止。現在の「あずさ」など)がありましたね。北海道にも「スーパー」がついた特急が存在します。
「スーパー北斗」
「スーパーおおぞら」
「スーパーカムイ」
「スーパー宗谷」
「スーパー白鳥」(昔)
これらの名前から「スーパー」が取り払われてしまいます。
「北斗」
「おおぞら」
「カムイ」
「宗谷」
なんだか国鉄時代を見ているようですね。その理由には「スーパー」ほどのすごみがない、JR北海道は速度より安全に舵を切ったため、もう「スーパー」ではない。などの理由が挙げられています。
③サフィール踊り子の登場
スーパービュー踊り子で使用されていた251系電車の廃車に伴い、新しくE261系がデビュー。同時に「サフィール踊り子」として運転を開始しました。豪華観光列車として運転されています。
④北海道でロイヤルエクスプレスが運転
「ザ・ロイヤルエクスプレス」は2017年から運転を開始した観光列車の名称。北海道胆振東部地震からの復興などを目的として北海道でも運行されました。
⑤常磐線が全線で運転再開
東日本大震災・東京電力福島第一原発事故の影響で不通となっていた常磐線は、今年の3月に運転を再開。特急「ひたち」などで仙台と品川・上野間の移動が可能となりました。
東海道新幹線で長らく運転されてきた700系新幹線はその運用から撤退。「カモノハシ」と呼ばれたその特徴ある先頭部分は東海道新幹線の象徴でした。
気仙沼・大船渡線は東日本大震災の被害によって運転できない状況が続いていましたが、バス高速輸送システム(BRT)を活用した運行を2012年から開始。鉄道の運行はされなくなってしまいました。
札沼線(学園都市線)の北海道医療大学ー新十津川間は4月に廃止。5月に廃止予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響によって早期の廃止となりました。
⑨新型コロナウイルスの影響拡大・影響は続く
今年は新型コロナウイルスの影響が鉄道界をはじめ、観光業などにも大きな影響を与えました。2021年に予定されているダイヤ改正ではJR各社が減便や編成の短縮などを敢行。新型コロナウイルスの感染者も増減を繰り返しており、先行きは不透明です。
今年の鉄道ニュースを色々と振り返りました。
私は北海道生まれなので、北海道に関する話題が多くなったのは必然です。お許しを。
日本全国で新型コロナウイルスの影響が続いています。不安な日々は来年も続きそうです。