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小林英介のブログ

元フリーランスで現在は業界紙記者である小林英介が、てきとーにニュースや好きな野球について書くブログです。

夏の甲子園5日目(1試合)ー第103回全国高等学校野球選手権大会ー

第103回全国高等学校野球選手権大会は5日目を迎えた。今日の甲子園球場は朝から雨で、1試合のみの実施となった。今年は本当に雨に泣かされる大会である。

 

東海大菅生4ー7大阪桐蔭(8回降雨コールド)

 

先に点を取った大阪桐蔭が雨を味方にして勝利。

大阪桐蔭は初回、4番花田の2ランホームランで2点を先制する。

3回には2番藤原、5番前田のホームランで2点を追加5回までに5点を奪った。

甲子園球場では雨が強く降り出し、8回を回った時点でスコアは大阪桐蔭が7-3とリードした展開。試合は8回、東海大菅生の攻撃中に中断。そのまま降雨コールドゲームとなった。

 

大阪桐蔭・西谷監督

「まず東海大菅生のピッチャー・櫻井君・本田君・そしてうちの松浦、竹中。ピッチャーだけじゃないですけども、この4人は非常に大変だったと思うが、全員ナイスピッチングだったと思う」と両チームの投手陣をたたえた。

西谷監督もこのようなグラウンド状況ははじめてだといい「6回までは何とかと思っていたが、7回はやはり両方厳しかった。何とか粘ってということで、雨の練習もやってきたつもりでしたけども、非常にタフなゲームになりました」と少し困惑していた。

初回の攻撃については「互いに先制点を取りたい中で、良い入りができた」といい、「(ストライクを)取りに来る変化球をしっかり狙おうとデータ班などが話をしてくれて、その通りになったと思う」とデータ班の存在も大きかったようだ。

 

そして「(今日の試合は)粘り抜いて勝てた。この粘りを、そして東海大菅生の思いも持って次の試合に入りたい」と力強く語った。

 

花田選手(先制の2ランホームラン)

「(ホームランの)感触はとても良かった。松浦が初回のピンチをしのいでくれたので、何とか先制をと思って打席に入った」

ホームランについては「甲子園では叩けば伸びていくと西谷監督から話があったので、それを信じて(バットを)振っていきました」

「(東海大菅生の)粘りに負けなかったことが勝ちにつながった」と話し、次の試合に臨む。

 

東海大菅生・若林監督

「7回はチャンスだったので、試合をそのまま続けたかった」と悔しい胸の内を明かした。「逆転していれば状況は変わっていたのかなと思う。3本のホームランは防げたはず。その辺がちょっともったいなかった」と話した。

 

6回~7回くらいからグラウンドコンディションは悪かった。

結果論・批判を承知で書くが「はっきり言って判断が遅い」。

怪我の防止や選手のことを考えると、あまりにも決断が遅い、遅すぎる。

これからの改善に期待したい。

 

試合日程は本日の降雨コールドゲームなどで変更が生じている。

決勝は28日に開催予定。史上最も遅い決勝戦となる。これからもあまり天気は好ましくない。甲子園はどうなるのだろうか。

18日からは2回戦が始まる。1回戦1試合と2回戦2試合の計3試合を予定している。