中日スポーツ的中!!夏の甲子園優勝高校予想の結果は?
8月29日に幕を閉じた第103回全国高等学校野球選手権大会は、智弁和歌山が21年ぶり3回目の優勝を決めて幕を閉じた。
今大会は、雨で7度の順延、新型コロナウイルスの影響など、さまざまな問題が浮き彫りになった大会でもあった。
そこで、今回から数回にわたって今大会を振り返りつつ、今後への課題を考える。また、メディア報道からいくつかピックアップして振り返っていく。
今回は甲子園開幕前に行った優勝校予想を取り上げる。
予想が当たったのは中日スポーツ
甲子園が開幕する前、私は以下の記事を公開した。
chimatabaseball.hatenablog.com
この記事では、日刊スポーツ、東スポ、中日スポーツのスポーツ紙3紙を比較し、どの新聞がどのような予想をしているのかチェックしていた。
各紙の予想は次の通り。
【日刊スポーツ】
①明豊、智弁学園、東海大菅生
②浦和学院、愛工大名電、県岐阜商、大阪桐蔭、智弁和歌山
日刊スポーツは「絶対的な優勝候補はなく、混戦模様」(8月3日の記事)と前置きしていることをつけ足しておく。
また明豊、智弁学園、東海大菅生は「有力校に挙げていい」とぼんやりとした予想だった。
8月9日配信の記事で甲子園の展望を披露した東スポ。
「本命不在」と断りを入れつつ、「優勝候補に挙がるのは選抜大会準Vの明豊」としていた。加えて「大阪桐蔭(大阪)も底力で頭一つ抜けている」と予想していたが、外れている。
優勝した智弁和歌山は3位に入っているものの、①の明豊、②の大阪桐蔭は優勝できず。
【中日スポーツ】
①大阪桐蔭、智弁学園、智弁和歌山、横浜、明豊
②愛工大名電、名桜
③明徳義塾、北海、西日本短大付、二松学舎大付、浦和学院、日大東北
中日スポーツは「好選手がそろう大阪桐蔭や智弁学園(奈良)、智弁和歌山横浜、今春センバツ準優勝の明豊(大分)が優勝争いの軸になりそうだ」と予想していた。
優勝予想に挙げているのが5校と少し多い気がするが、中日スポーツの予想が一番近い結果といえよう。
今回の記事はこれで終わり。
次回は甲子園開幕~2日目終了までを振り返る。