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小林英介のブログ

元フリーランスで現在は業界紙記者である小林英介が、てきとーにニュースや好きな野球について書くブログです。

コムドットら炎上...原因は「現代っ子ぽさ」?ー小林英介の放言硬論ー

 9月14日発売の週刊誌・FLASHにて、YouTuberである「コムドット」(2018年結成、ドメインの「ドットコム」が由来、5人組)が都内のコンビニで騒音トラブルを起こしていたと報じられた。コムドットは今年6月にも「緊急事態宣言下で深夜3時まで泥酔カラオケ」(他のYouTuberも参加)していたと週刊文春に報じられている。今回はこれらの騒動を起こす背景に迫っていく。

 

他人を思いやれない・我慢できない

 まず、そもそもの原因は「他人を思いやれない、我慢できないこと」にあるだろう。新型コロナの感染が拡大する中で、医療従事者は大変だ。いや、一言で片付けられないほど大変なのだ。私たちも「自粛」で辛いが、医療従事者はそれ以上に辛い。そういった想像ができれば「医療従事者のことを思ったら我慢しよう、自粛しよう」となるはず。騒がずコンビニを利用したり、騒がず外出したりするのは問題ないと思うが、今回のケースは騒いだうえ、近所迷惑になっている。「人のことを思いやれない人が増えた」「短気な人が増えた」と最近感じるが、まさに典型例である。

 

怒られ慣れていない「現代っ子

 もちろん、問題を起こしても動画投稿で収益を得続けられるYouTubeの仕組みにも問題はある。収益停止システムを導入できれば、少しは騒動を減らせるだろう。

 ただ、この問題の背景には、「未熟さ」や「現代っぽさ」もあると私は考えている。コンビニで騒ぐことそのものが「未熟」だと思っているし、理解に苦しむ。加えて「現代っ子ぽさ」も関係しているのではないか。私たち現代っ子は「怒られ慣れていない」。少し怒られれば自分に非があるのにもかかわらず、反発する人もいるという。怒りに敏感な現代っ子は「怒られない環境」を求める。すなわち自分たちを常になぐさめてくれる、肯定してくれるユーザーだけを大切にしていく。世の中には「叱咤激励」という言葉があるが、それは違うと思っているのだろう。

 

積み上げた信頼は一瞬で崩れる

 私は今回の騒動が報道された後、コムドットについて調べた。自分より若い世代がYouTubeで活動している姿を見ると、素直に応援したいと思っていた。しかし今回の騒動でその気持ちは一気に失せた。応援したくないと思った。それに尽きる。

 何年かけて築き上げてきた信頼も、1つの不祥事で全てがパーになる。スポンサーもそんな人たちを前面に出したくない。なぜなら「負の要素」しかないからだ。「有名になりたい」そう思ってYouTubeを始めるのはいいだろう。でもその分、コンプライアンス遵守を徹底するべきだ。自分でやったことは全て自分に返ってくる。それが嫌ならば、日頃から気をつけていくのが大切だ。

 

マナーを守って動画投稿してほしい

 私はあまりYouTubeについて記事にしたくないが、思うことがいくつかあったので記事にした。今後もマナーを守って動画投稿してほしい。