今年のペナントレースを振り返る②西武
開幕ダッシュに失敗し、貯金と借金を行ったり来たり。5月には5位に落ちるものの、後半持ち直して5月を3位で終えた。
6月は借金をすることがなくなり、7月は日本ハムに抜かれ、さらには楽天と2位争いでデットヒート。8月に入った時点で、3位だった西武は日本ハムの大失速もあり2位に浮上。
9月にはソフトバンクが少し負ける間に1位に上り詰め、優勝を決めた。
昨年オフに浅村がFAで楽天へ。エース菊池はメジャーへと行き、下馬評は芳しいものではなかった。
シーズン途中に4番に入っていた山川が不調に陥り、代わりに中村が4番に復帰。春先には同じく不調だった秋山が中盤から復調し、捕手の森もリード、打撃面での活躍が光った。
投手陣はニールが12勝と健闘。増田は30セーブ。また、平井は81試合登板、増田も65試合、小川も55試合と大車輪の活躍だった。
終盤に粘りを見せた西武。昨年のようにならないためにも、CSではどんな闘いを見せてくれるか、楽しみである。