今年のペナントレースを振り返る③楽天
5月に入り、借金生活に入りかけたが持ち直し、1位で6月へ。6月はソフトバンクに抜かれて2位。7月は失速して順位を4位まで落とし、西武とともに3、4位争いを演じた。
8月、日本ハムの大失速で3位浮上。9月は4位ロッテとCS争いを繰り広げ、3位でCS進出を決めた。
今シーズン、楽天は西武からFAで浅村、新外国人ブラッシュを獲得。両者とも本塁打33本、打点も90点台と活躍した。
投手陣では、抑えの松井が38セーブで最多セーブタイトルを確実なものにし、美馬は規定投球回数を達成。則本は怪我の影響もあり5勝にとどまったが、CSでの活躍は大いに期待できる。
CSでは3位として挑む。失うものはない。攻めに攻めまくり、ソフトバンクを苦しめて欲しい。そうした試合運びが来季に繋がり、さらには野球のレベルを上げることにも直結するだろう。
下克上を実現させるのか、あっさり負けるか。予測不能だが、個人的にも注目したいと思う。