CS第1戦 解説します②

CS1st

横浜DeNA7ー8阪神

阪神が逆転でファイナルステージ進出に王手。

1回に3点を先制された阪神は4回に1点を返すものの、5回に筒香のタイムリーなどで4点を追加し、7-1とリードを広げられます。

阪神は7回、横浜3人目のバリオスを打ち、2点を返し、4人目エスコバーから2点と4点を返して5-7。

そして8回に北條が逆転の3塁打を放ち、8-7。

阪神はそのまま逃げ切り、逆転勝利。

7回に投げた阪神、ドリスが勝ち投手。セーブは藤川。横浜のエスコバーが負け投手。序盤にリードを大きくしたものの、リリーフ陣が粘れず、痛い敗戦。

阪神は今日の第2戦に勝利すると、ファイナルステージ進出決定となる。

継投の難しさが露骨に現れた試合だった。

阪神は1裏、筒香の3ランの後、宮崎の打球を体に受けた先発の西を諦め、守屋にスイッチ。守屋は無失点で切り抜ける。2〜4回はガルシアが投げ、無失点。

横浜も先発の石田が4回を投げて1失点と役割を果たします。5回から横浜は今永をマウンドに上げ、2回を無失点。一方阪神は5回から島本がマウンドへ。なんと島本は4失点。誤算だったでしょう。

阪神はその後、6回を能見が。ドリスが7回、岩崎が8回を切り抜ける。

私自身、この試合のキーポイントは7回の横浜の継投にあると考えています。

7表、バリオスが3番手でマウンドに上がり、1アウトから高山、木浪に連続ヒットで1点を返されます。横浜のラミレス監督はすぐにエスコバーに交代。

エスコバーは球が暴れていて、あまり調子は良くなかった印象。近本に内野安打、北條には3ランを打たれ、2点差。その後は抑えて8回へと向かいます。

8回、ラミレス監督はエスコバーの続投を決断します。阪神は2アウトから木浪、近本の連続安打で1塁3塁。ここでエスコバーに代わり、国吉が登板します。盗塁もあり2アウト2塁3塁とされると、またしても北條に逆転の3ランホームラン。

6点のリードが水の泡になってしまいます。

そして9回、藤川が投げて試合終了。

阪神は横浜スタジアムに強く、起こりそうもないことが起きてしまう...

思っていたことが現実になりました。

今日の先発は横浜が濱口、阪神が青柳です。

14時プレイボールです。