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小林英介のブログ

元フリーランスで現在は業界紙記者である小林英介が、てきとーにニュースや好きな野球について書くブログです。

明日判断 センバツはどうなるのか

こんばんは。小林です。

テレビがコロナコロナうるさいので、あんまり見てません。見ているのはオープン戦情報だけ。

そんなプロ野球は昨日、3月20日からの開幕延期が決定。開幕延期は2011年の東日本大震災以来です。

こればかりは仕方ないこと。日程などはNPBの発表を待ちましょう。後日、記事にします。

 

さて、プロ野球と同じく難しい判断を迫られているのがセンバツ高校野球高野連日本高等学校野球連盟)は明日11日にセンバツをやるのかやらないのか、最終決定を下すとしています。

 

今日の記事は、センバツは果たしてどうなるのかについて、私の意見を入れながら(入れ過ぎちゃったかも)考えようと思います。

 

 

 

目次

初めての試みですかね。目次つくりました。

 

1高野連の会見

2私の意見

3高校野球は特別なのか

4まとめ

 

※だ、である体とです、ます体が混ざっていますが、お気になさらず。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

1高野連の会見

プロ野球と同じく判断が注目されているのが、第92回全国選抜高等学校野球大会。いわゆるセンバツ高校野球春の甲子園)だ。

 

大会を主催する団体のうちの一つ、日本高野連が先週会見し、

 

①今のところは無観客試合とする

②事態が深刻化、変わらない場合は中止も選択肢

③最終判断は11日にする

 

このように発表しました。

この発表を受け、世間ではさまざまな意見が展開されています。その中でも特に多かったと思われるのが、

 

高校の他の大会は中止している。どうして高校野球だけやるのか。高校野球は特別なのか。

 

このような意見でした。

実際、ラグビーや剣道、テニスなどの大会が軒並み中止。気づいたら高校野球以外の競技大会が全て中止になっていました。

 

他の大会が休みだから止めろ。高校野球だけ特別なのか‼️

分からなくはないが、この言い方は正しくないと思います。

 

感染拡大を防ぐため、断腸の思いかもしれないが、中止するべき。

 

こう言えば良い。


 

2私の意見

私はセンバツ中止派だ。

練習をしている高校・していない高校が混在し、ただでさえ戦力差が広がっている私立高と公立等の差がさらに拡大するのではないか。

 

加えて練習が再開されたとしても、練習期間は少ない。数日で体をもとに戻すのは至難の技だ。

 

ところで、昨年に行われた高校野球・秋季大会の結果に基づいて、センバツの出場校は選出されている。この努力は何だったんだ。

何のために秋季大会を戦い、優勝し、喜んだのか。甲子園球場で野球の試合ができるということ。これはめったに経験できない。

 

この経験を「所詮コロナウイルス程度のもの」で簡単に片付けられてたまるか‼️

 

 

「所詮コロナウイルス程度のもの」

 

このような考えはなぜ出てくるのか。意味がわからない。比較的高齢者の死亡が多いが、20代の女性が一時危篤状態になるなど、うかうかしていられない状況でもある。

 

「所詮コロナウイルス程度のもの」を甘く見るな。ふざけるな。

 

将来の日本を担う子供達を育て、守ることが大人の責務だと私は考えている。

 

子供を守ること

大人の関係を維持すること

 

どちらが大事か。その責任を放棄し、目の前の誘惑などに手を出されるのはごめんだ。そのような人間に団体の長を務めて欲しくないし、そのような人間が高校野球の長であることが恥ずかしい。大人中心ではなく、子供達中心の判断をするべきである。


 

3高校野球は特別なのか

他の大会が中止という判断をする中、高校野球は今のところ無観客試合

 

高校野球は特別なのか」

 

高校野球をやっていた知人に聞くと、

「その通りだ。当たり前だ。高校野球は特別だ。そこら辺の部活とは違うよ。」と返ってきた。

当時の私は驚愕した。驚いたものだ。知人は詳しいことについては口を開かなかったが、私が色々と考えるきっかけになった。

 

私が考える「高校野球が特別な理由」は次の4つだ。

 

①デッカイ会社がバックについている。

②「甲子園球場」が聖地化されている。

③メディア・マスコミが必ずと言っていいほど報道してくれる。

④時には社会問題となる。

 

1つずつ見て行こう。

 

 

①デッカイ会社がバックについている。

今回、開催がどうなるか問題になっているのは

選抜高等学校野球大会

である。

ちなみに、夏の甲子園

全国高等学校野球選手権大会」。

 

センバツ毎日新聞社他の主催

夏の甲子園朝日新聞社他の主催

そしてNHKでの全国放送がある

ね?大企業が大会のバックについているんです。

大人の事情が絡んでくるのも、うなずける訳です。

 

②「甲子園球場」が聖地化されている。

高校球児の多くは、高校野球をやるにあたり「甲子園に行くんだ‼️」と目標を立てている。

 

日本の夏は暑い。甲子園球場においても暑さ対策は必要だ。ある人は「甲子園球場ではない球場でやったらどうか」と提言した。

しかし、それに対して批判が殺到。

その大半が高校球児たちは「甲子園」を目指して高校野球をやっている。簡単に甲子園以外でやるなどと言うな。

という意見だった。

私は「うるさいわ」と思うんだが。どうだろうか。

 

③メディア・マスコミが必ずと言っていいほど報道してくれる。

スポーツ番組を見ていて、「さあ、始まりました〇〇スポーツ。まずは高校野球です。岡山・創志学園の西投手が...」

こうなる訳です。

 

あるテレビ局では「〇〇甲子園」と題して、夜11時くらい?に番組を放送しています。スポーツなんですけどね。なんかおかしいです。

 

④時には社会問題となる。

1992年に行われた夏の甲子園74回大会。

この大会の注目は石川県代表・星稜高校松井秀喜。松井は化け物と言われ、バコンバコンホームランを打っていた。

 

大会2回戦。高知・明徳義塾ー石川・星稜の試合で事件は起きた。明徳バッテリーが松井の打席では一切勝負せず、すべての打席で敬遠をしたのだ。

 

この事件は「松井秀喜5打席連続敬遠」といわれていて、社会を巻き込んだ議論に発展した。

「勝利のためなら、何をしてもいいのか。」

「なぜ一回も勝負をしなかったのか。」

批判が相次いだ。

 

現在も明徳の監督を務めている馬淵史郎監督は

「高校生の中に、1人だけプロがいた。」

と言い、松井に対して敬遠をするよう伝えた理由を語っている。

 

また、昨年の高校野球でも少しイザコザがあった。

2020年のドラフト1位でロッテに入団した佐々木朗希(大船渡高)が、夏の甲子園・地方大会を戦っていた時のことだ。

 

2回戦、3回戦、4回戦と連投し、準々決勝は登板を回避。準決勝に登板してさあ決勝だというところだった。

 

佐々木は決勝で登板しなかった。

大船渡高校の監督は

「故障を防ぐために」登板させなかったのだ。

この決勝で大船渡は敗れ、甲子園への道は断たれた。

 

高校には電話が殺到し、批判の声が止まなかったという。

 

「なぜ投げさせなかったのか」

「甲子園に行きたくないのか」

 

他人がいちいちうるさいと思うが、この類の電話をかけてくる人間の相手など、する必要もない。

時代遅れの考えなど、この世に必要ないと考えている。

単純に、ただ腹が立って電話しているのだろう。

ああ。愚か愚か....

 

4まとめ

プロ野球選手の収入などに直結する。

高校野球は、いわゆる「部活動」なのであり、収入などは選手たちにあまり関係はない。

 

高校野球はずるい

 

その通りだ。

しかし、視点を変えると

 

高野連は判断に困っているのでは?

なかなか判断を下せないのでは?

 

と読み取ることも可能だ。

高野連としては判断をしたいが、

 

毎日新聞社などのスポンサーがうるさい    

       or

     忖度している

 

とも考えることができよう。 

明日、高野連がその判断を示す。

果たしてどうなるか。

 

明日のニュースは要チェックだ。

 

ではまた。