決勝は智弁対決!!準決勝ー第103回全国高等学校野球選手権大会ー
第103回全国高等学校野球選手権大会準決勝が28日に行われ、決勝のカードが決まった。
第1試合では智弁和歌山が近江を5ー1で下し、2000年以来の優勝を目指す。
第2試合では智弁学園が3ー1で京都国際に勝利し、決勝進出。初の優勝を目指す。
第1試合 智弁和歌山5ー1近江
智弁和歌山が近江のピッチャーを攻略して勝利し、決勝進出。
智弁和歌山は初回、3番角井・5番岡西のタイムリーヒットで2点を先制する。
6回にも2点、8回にも1点を追加した智弁和歌山は近江の反撃を1点に抑えた。
投げては先発の中西が9回を投げて1失点完投。明日は21年ぶりの優勝を目指す。
一方敗れた近江は、先発の山田が6回4失点と誤算。打線も4安打に抑えられ、力及ばなかった。
智弁和歌山・中谷監督
(先発・中西について)「すばらしいピッチングで、気持ち、投球術、全てにおいて今年のエースというところ、意地を見せてくれた」(28日配信、スポーツ報知より)
近江・山田
「岩佐さんがいたから、ここまで来られた。最後も必勝リレーで終わりたかった」(28日配信、中日スポーツより)
第2試合 京都国際1ー3智弁学園
智弁学園が勝利し、決勝進出。
0ー0で迎えた4回、智弁学園は8番小畠の3ランホームランで先制する。
決勝進出に向けて負けられない京都国際は5回、7番金田の犠牲フライで1点を返すもののこのまま終戦。智弁学園がこのリードを守り切り、勝利した。
智弁学園先発の小畠は9回1失点完投。京都国際を3安打に抑えた。
智弁学園は選手権大会の初優勝を叶えたいところだ。
一方敗れた京都国際は、相手先発の小畠に抑えられ、ホームランも打たれ、1点を取るのがやっとだった。
智弁学園・小坂監督
(先制点について)「小畠がホームランを打って雰囲気が変わった」と話した。
また明日の決勝戦については「6つ目の壁を破れるように全員で頑張りたい」と落ち着いた表情で語った。
さて、28日の試合で決勝進出校が決まった。
両チームともユニフォームがほぼ同じで、どっちがどっちだか分からないだろう。そういったところも楽しみながら、甲子園最終日を観戦したいと思う。