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小林英介のブログ

元フリーランスで現在は業界紙記者である小林英介が、てきとーにニュースや好きな野球について書くブログです。

ハロウィンはただの「騒ぎ」になってしまった

 さて、まもなく10月も終わりを迎えようとしている。明日10月31日は衆院議員選挙の投票日であり、ハロウィンの日でもある。特に近頃、ハロウィンは若者が集うある種のイベントとしてマスコミなどから注目されてきた。

 しかしこのハロウィンは度重なる騒ぎとなって報道され、若者が街中で暴れているという印象を与えてしまいかねない報道をしている。もちろん、夜な夜な町中に集って騒ぎ続ける若者は迷惑そのものなのであるが、ハロウィンというものは騒ぐものではない。それをまず知ってほしいと思っている。

 

 数年前の東京・渋谷。スクランブル交差点では、軽トラックが横転させられ、若者らがそれを囲んでいた。私はその報道を見て非常に不快感を覚えた。私と同年代または少し上の人たちがそのような迷惑行為を働いていることに激怒していたのだ。日頃の不満をそこにぶつけているのか。または仕事の不満をそこにぶつけていくのか。はたまた家庭内の不満、社会への不満をぶつけているのだろうか。もちろんその答えは今に至ってもわかってはいない。ただ疑問に思っていたのは、なぜそこまでして騒ぎたいかということである。

 

 人が騒ぐとき、様々な場面が存在する。一つはお酒が入った時である。私も経験があるが、人は酒が入ると自分の精神を制御できない。人が酔っぱらえば何か騒ぎたいという気持ちが生じる。自分の気持ちが制御できなくなればそれがさらに強くなってしまうのである。もちろん人に迷惑をかけてはいけない。しかし何らかのストレスがそういったことに人を走らせてしまうのである。

 

 それはその人の思想には全く関係がないと思う。その人が右翼であろうが、左翼であろうが、酔っ払ってしまえば騒ぎを起こしたくなってしまうものである。私の友人もそうであるように思う。

 

 まぁ私が何を言っても若者は変わらないのであろう。若者というものは他人に何を言われても自分の意思は変わらないという強い意志を持って行動する。歳をとった者が若い頃の自分を省みて「昔の自分は尖っていた」と、自分を省みるのもその一つであろう。

 

 今日は古本を読み漁る一日だった。一冊は作家・三島由紀夫の本、もう一冊は文芸評論の本だ。どちらも読んでみたかった本であり、楽しい時間が過ぎていった。

 

 明日はまた古本屋に行く予定だ。心を穏やかに保ちながら、休日を過ごしたい。