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小林英介のブログ

元フリーランスで現在は業界紙記者である小林英介が、てきとーにニュースや好きな野球について書くブログです。

圧倒的な戦力差に脱帽ー小林英介の私感打坐ー

只管打坐(しかんたざ)ーただ一つのことに集中すること。

 

政治・社会などの時事問題を取り上げ、コラムとして投稿。只管打坐の「只管」を「私感」(しかん)に置き換え、評論・コラム「私感打坐」(しかんたざ)と命名。毎週木曜日の連載。noteにも投稿。

 

つまらなかった。2020年のプロ野球日本シリーズである。

 

セリーグ王者の読売巨人軍パリーグ王者の福岡ソフトバンクホークスが対戦したこのカードは、あっけないうちに終わってしまった。

 

巨人の前評判は決して良くなかった。圧倒的な戦力を持っているソフトバンクに対して、1勝できればいいと考えていた私であった。

ところがどうだろうか。巨人は1勝もできず、4連敗。巨人は昨年も日本シリーズで4連敗しており、これで8連敗。なんということだろうか。

 

その巨人に次いで2位だった阪神。もっと恥ずかしいと思わなければならない。何をしているんだろうか。

 

ところで、ソフトバンクは3軍制を敷いている。巨人も同じだ。ただしこのような戦力差が開いてしまうのはなぜなのだろうか。パリーグのレベルがセリーグと比べてはるかに高いのだろうか。セリーグそのものの存在意義も疑わざるを得ない状況だ。

 

セリーグ王者である巨人が2年連続で4連敗したという事実は、セリーグ全体で考えなければならないことでもある。今後、セリーグのレベルを上げるにはどうすればよいのか。

 

「DH制」これがあった/なかったからといって、セパ両リーグの戦力差が開いているわけではない。たとえ、セリーグにDH制が導入されたといっても、戦力差は変わらないだろう。

 

セリーグパリーグの差は、野球に取り組む姿勢も関係しているのではないか。私は日本シリーズの4試合を見ていてそう思った。

 

ヘッドスライディングでアウトになり、感情をあらわにする選手と、だるそうにプレーしている選手がいる球団では結果が変わるのも当たり前だろう。

 

阪神に所属している選手でも全力で走っている選手は果たして、いるのだろうか。

いないのではないだろうか。

 

野球に対する姿勢は、結果そのものにも影響する。

 

当たり前なことだが、人間は意外と忘れてしまう。今年の日本シリーズはそれを思い出させてくれた。

 

 

ソフトバンクが4連勝したことにより、2020年のプロ野球シーズンは幕を閉じた。新型コロナウイルスで6月の開幕となったプロ野球。シーズン当初はまさかシーズンを無事に終えられるとは思っていなかった。

 

選手をはじめ、スタッフ、審判、野球に携わっているすべてに方々に感謝いたします。

 

そして優勝した福岡ソフトバンクホークス。優勝おめでとう!!!!