渡部健の謝罪会見ー小林英介の私感打坐
只管打坐(しかんたざ)ーただ一つのことに集中すること。
政治・社会などの時事問題を取り上げ、コラムとして投稿。只管打坐の「只管」を「私感」(しかん)に置き換え、評論・コラム「私感打坐」(しかんたざ)と命名。毎週木曜日の連載。noteにも投稿。
「六本木ヒルズのトイレ」「不倫」
この言葉であの人を思い出す人が多いかもしれない。
今年6月11日号の「週刊文春」で不倫について報じられたお笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部健さん(以下敬称略)だ。
2017年に女優の佐々木希さんと結婚し、同年4月からTBSの「王様のブランチ」の司会(出演を見合わせていたものの、11月で降板が正式に決定した。)を務めていた。
彼にとって「さあ!これから!」というときに文春砲がさく裂してしまったようだ。本人の気持ちは私たちにはわからない。
トイレで女性に対して「ある行為」をしたことはもちろんいけない。あってはならないだろう。その一方、女性も「渡部健」という人がテレビに出演している芸能人であることぐらい知っているはずだ。結婚していることも知っているはず。
それに彼だけがバッシングを受けるのはいかがか。女性もしっかりと反省し、自分が今までしてきた行為を改めてこそ、大人といえよう。女性もバッシングを受けて良い。
そんな彼であるが、12月3日、会見を開いた。私もその会見を一部だが見させてもらった。
黒いスーツとネクタイで報道陣が待つ会場に現れた彼。会見を見ていて思った。
「普通の謝罪会見だったな」と。
ただ、やせたとかやつれたとかの印象はない。普通通りの彼を見ることができて、ただ普通通りの謝罪会見だった旨を皆さんに伝えたかったのだ。
彼に対する世間の目はまだ厳しい。彼はこれからいばらの道を歩んでいくことになろう。味方についてくれる人は一部いるだろうが、大多数は...そうではないでしょう。
彼の会見が終わって、今夜くらいから様々な媒体でこの会見についての記事がアップされると思いますが、会見での質問で不倫の中身について聞く人が多いことから、それらに焦点があてられた記事が多くなるでしょうね。
でも国民ははっきり言って「不倫の具体的な内容はどうでも良い!!!」と思っているんじゃない?
他人が行った不倫行為を聞いたとして、私たちが彼に抱く感情は「不倫という良くないことをした人」となる。あまり変わらない。
もともと私はあまりワイドショーが好きになれない。もちろん好きな俳優とかが出ていたら見るけれど、そもそもあんまりテレビを見なくなってしまった。
今日の謝罪会見は、ワイドショーというつまらない番組を成立させるネタだったことがわかりました!!さらにテレビが嫌いになるぞ!!(水曜どうでしょうは好きだから見るよ)
渡部!!! 頑張れよ!!!