夏の甲子園8日目(4試合)ー第103回全国高等学校野球選手権大会ー
第103回全国高等学校野球選手権大会8日目が21日、予定通り開催された。
この日の天候不良はなく、4試合はスムーズに進んだ。
第1試合 石見智翠館4ー3聖愛
石見智翠館が逃げ切り勝利。
1回に2点を先制された石見は3回、上のレフト前タイムリー2ベースヒットで2点を返して2ー2の同点とする。そして8回には宮本が2ランホームランを放って勝ち越し。そのまま逃げ切った。
先発の山崎は9回完投。
一方敗れた聖愛は、初回に先制したものの、リードを守り切れなかった。
石見・豊泉監督
ヴァデルナに打球が直撃。「大丈夫だと思っていた。予選でもそういうことはあった」(8月22日、日刊スポーツより)
新田・古和田
「次のステージへ進むにつれて二流、三流ではいけない。一流を目指してやっていきたいです」(8月21日配信、スポーツ報知より)
第2試合 日大山形4-3浦和学院
日大山形が接戦を制した。
初回に2点を先制された日大山形は1回裏、佐藤・塩野のタイムリーヒットで2ー2の同点とする。
さらに日大山形は3回、佐藤・梅津のタイムリーヒットで逆転に成功。浦和学院に1点を返されるものの、そのまま勝利した。
一方敗れた浦和学院は、あと一打が出なかった。
日大山形・佐藤
「室内練習が多く続いたが、できることはやってきたので、しっかり準備することができた」(22日、スポニチの配信記事より)
浦和学院・森監督(30年間の監督生活に幕を下ろす)
「甲子園に導いてくれた選手には感謝しかない」(22日、埼玉新聞の配信記事より)
第3試合 日本航空5ー3新田
日本航空が守り勝ち。
日本航空は4回、和田・ヴァデルナのタイムリーヒットで3点を先制する。5回には塚田のタイムリー、7回には相手のエラーなどが絡んで1点を追加。5ー3で勝利した。
先発のヴァデルナは完投。打球を体に受けるも、負けじと投げ切った。
一方敗れた新田は、反撃が遅かった。
日本航空・ヴァデルナ
「立ち上がりは前回よりも良かった」。完投に「結構疲れました」。(22日、高校野球ドットコムの配信記事より)
新田・古和田
「甲子園の舞台で1勝することができたのは、新田の新しい歴史を作れたと思う」(22日、日刊スポーツの配信記事より)
第4試合 横浜0ー5智弁学園
智弁学園が快勝した。
両チーム無得点で迎えた4回、智弁学園は前川の2点タイムリーヒットなどで3点を先制する。さらに6回には前川が2ランホームランで追加点。5ー0とリードを広げた。
先発の西村は8回無失点。横浜打線を無失点に抑えた。
一方敗れた横浜は、守備の不安定さが露呈。攻守に精彩を欠いた。
智弁学園・前川
「選抜で『バックスクリーンに打つ』と監督に言っていましたが、それが選抜ではできていなかったので、今日打てて良かったです」(22日、高校野球ドットコムの配信記事より)
横浜・金井
「甲子園での悔しさは、甲子園でしか晴らせないと思う。自分がなれなかった横浜高校の大きなエースになってほしい」(22日、スポーツ報知の配信記事より)
9日目は4試合を予定している。