MLBに行くのは早い?遅い?
契約更改。
それはプロ野球のシーズンオフに行われる。
簡単に言うと、給料決定相談シーズンと言うべきか。
野球選手の引退は30代後半から40代が多い。
野球選手は寿命が短いとも言われる。
チーム内でのレギュラー争いに勝ち、レギュラーとなれば給料がグッと上がる。もちろん成績も給料に反映されることはあるが。
例えば年俸456万円。
12で割ると38万円。
月に38万の給料が出る。これは嬉しい。
年俸4億8000万。
12で割ると月4000万。はえー ってなる。
このような世界が、プロ野球界にはある。
2019年の年俸が一番高いのは誰か。
ナショナルズのシャーザーだ。
年俸41億1500万。???
もう計算もしたくない。
ちなみに
少なく感じてしまう。おかしいおかしい。
さて、日本のプロ野球の契約更改に話を戻そう。
2019年のシーズンオフ。
こんなに挑戦という言葉がポンポン出てくると、
「そんなに成績を残していないのに、簡単にMLBに行ってしまう」
「MLBは何だ。そんなに敷居が低いのかよ」
と愚痴をこぼす人もいれば、
「おお。いいことだ」
「MLBは近い存在でいい。もう遠い存在ではない」
「選手の寿命は短い。だから本人の希望を叶えるのが球団の使命だ。」
と賛成する人もいる。私は中立的な立場だが。
ところで、MLBに行きます!!
と報道されている時に、こんな言葉を聞くことがある。
「〇〇選手は、ポスティングシステムを利用し、ヤンキースに移籍することが決まりました」
「〇〇選手は海外FA権を行使し、ダイヤモンドバックスに移籍することが分かった」
・海外FA権
を使う必要がある。
では、ポスティングシステム、海外FA権とは何か。
一つずつ見ていく事にしましょう。
海外FA権を取得する前に、プロ野球選手がメジャー移籍できる制度。
MLBの事務局が契約可能選手をMLB30全球団に通知。そのあとに譲渡金支払います!と支払い意志のある球団と30日間交渉することができる。
NPB球団に対する譲渡金は、変動制とされている。
選手の年俸総額に応じて、その額が決まる。
ポスティングシステムには、譲渡金の細かい決まりが他にもあるが、ここでは割愛。
〈海外FA〉
そもそも、FAとは
フリーエージェントの略で、直訳では
「自由行為者」となる。
NPBでのFA=国内FAは8シーズン
海外FAは9シーズン
の出場(一軍)選手登録日数が必要になる。
この「シーズン」=145日が上限になるため、1シーズン登録日数が160日であっても145になる。
ちなみに、クライマックスシリーズの登録も含まれるため、注意が必要。
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※FAに関する詳細については、年明け1月に記事を出す予定です。
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大きく脱線してしまったが...。
今のところ(12月25日現在)、
巨人の山口はブルージェイズへ。
契約合意に達したとメディアで報じられている。
西武の秋山、広島の菊池はどうなるのだろうか。
いくつか情報は入ってきているものもあるが、ここで書くのは控えよう。嬉しい情報が入ってきてから、更新することにする。
前述したがNPBでの契約更改では、将来のMLB挑戦について明言、球団に要請した選手が出てきた。
まずは日本ハム・有原だ。
今シーズンは最多勝のタイトルを獲得。
球が強くなり、ツーシームを活用した投球で15勝を挙げた。
日本ハム・西川
有原と同じ日本ハムの俊足。
盗塁王も獲得したことのある西川もメジャー挑戦を表明。個人的にはびっくりした。
ソフトバンク・千賀
160キロを超える直球、お化けフォークと呼ばれる落差のあるフォークが持ち味。育成選手から支配下登録を掴み取り、球界を代表する投手にまで成長した。
ロッテ・石川歩
シンカーの印象が強い。
はっきり言ってしまうが、よく分からない。
成功するかもしれないが、メジャー移籍は失敗になる可能性が大きいと私は考えている。不安だ。
DeNA・山崎
DeNAの守護神。縦に変化するツーシームを武器に、抑えとして活躍。ナックルも投げることができ、話題性?もあるっちゃある。
ざっと見た感じこんなくらいか。
秋山、菊池は省いた。
メジャーに夢はあるが、苦しいこともある。
まるで人生のようだけど。
秋山と菊池は、とにかく祈るのみ。
手を挙げてくれる球団が現れるのを待つのみだ。
後悔しないように頑張れ‼️
応援の言葉を送り、ブログの締めとしたい。
では。
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ーリンクー
ワンポイントリリーフの廃止についてはこちら